K様へこのお仕事をしていると、ときどき、凝縮されたかたちで誰かの人生に触れる瞬間があります。長くこちらで単身生活をされ、近いうちに、また故郷へ戻られる。これまでの時間の中で、いくつかの困難を経験され、明日もまた、大切な節目を迎えるとのこと。そんなタイミングでの、今日のご縁。多くを語らない沈黙。その奥にある深い優しさ。温もりのある手つきと、途切れることのない、丁寧な、滑らかな愛撫…。身も心も、静かにほどけていくのを感じました。またお目にかかれることを願いながら、夜の川崎の街に溶けていくK様の背中を見送らせていただきました。 まさみ
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